16日01月2023年

NHKから今日の報道

冬休みに54万人ぐらいが成田空港を利用した

東京出入国在留管理局は、12月23日から1月3日までに、成田空港を利用して外国に出発したり日本に入ったりした人を調べました。この12日の間には冬休みがあって、54万9000人ぐらいが利用しました。

2020年度より増えましたが、新型コロナウイルスが広がる前の2019年度の半分ぐらいでした。

外国人は38万人ぐらいで、日本人は16万人ぐらいでした。利用する人が一番多かったのは、ハワイやグアムがあるアメリカとの間を飛ぶ飛行機でした。次に韓国、台湾、ベトナム、タイでした。

東京出入国在留管理局の人は「去年10月から日本に入りやすくなって、外国人が増えました。日本人が少ないのは、円が安いことや新型コロナウイルスの問題が続いていることが理由だと思います」と話しています。


ロシア語の「裸足のゲン」平和について考えて欲しい

漫画「はだしのゲン」は、原爆が落とされた広島で一生懸命生きていくの子の話です。50年前に本が出てから今まで世界の24のことばに翻訳されました。戦争や核兵器の怖さを伝えています。

この漫画をロシア語に翻訳したのは、金沢市の浅妻南海江さんという女性です。1994年から7年ぐらいかかって翻訳しました。

今、ロシアがウクライナを攻撃して、核兵器を使うかもしれないという心配があります。80歳の浅妻さんは、世界のみんなにゲンのことばを聞いてほしい思っています。

浅妻さんは「ロシア語が戦争をするための言葉に使われていて、とても残念です。『はだしのゲン』を読んで、平和について考える人が多くなって欲しいです」と話しています。


日本で新型コロナウイルスが移ったひとが見つかってから3年

日本で3年前の1月15日に、新型コロナウイルスがうつった人が初めて見つかりました。国によると、今までにうつった人は約2700万人で、亡くなった人は約3万9000人でした。

3年の間で、ワクチンを受けた人は増えました。亡くなったり病気がひどくなったりする人の割合は低くなりました。国は、厳しいルールをどうするか専門家と話をしています。

しかし、去年の秋からコロナウイルスが移った人が増えて、亡くなる人も今までで一番多くなっています。このため、コロナウイルスが広がらないようにして、社会や経済の活動をしていくことが必要です。